志村けんとの7年、川上麻衣子が見た素顔「心許せる人と深めた笑い」(引用元 withnews)

Hisasi 2020/11/13 告発 我要评论

2020年3月、国民的なコメディアン・志村けんさんが、新型コロナウイルスによる肺炎で急逝した。2月に古希(70歳)を迎えたばかりの突然の死。誰もがあらためてその偉大さを痛感した。そんな志村さんの人となりをよく知る人物の一人が、女優・川上麻衣子さん(54)だ。1996年10月からスタートした深夜バラエティー『志村X』シリーズ、および後続番組『変なおじさんTV』(ともにフジ系)の途中まで約7年に渡って共演。ちょうどゴールデンから撤退し、しばらくしてトークバラエティーに顔を見せた時期と重なっている。当時、志村さんはどんな思いでコントに向き合っていたのだろうか? 昭和・平成・令和と、独自の笑いを追求し続けた「喜劇役者の素顔」について話を聞いた。(ライター・鈴木旭)

志村さんの人となりをよく知る女優・川上麻衣子さん=吉田一之撮影

川上麻衣子(かわかみ・まいこ)
1966年スウェーデン・ストックホルム生まれ。1歳の時に帰国。1980年のNHK『ドラマ人間模様【絆】』で女優デビュー。同年の『3年B組金八先生・第2シリーズ』で注目を浴びる。1996年、映画『でべそ』で日本映画プロフェッショナル大賞主演女優賞を受賞。その後も、ドラマ・映画・舞台と幅広く活躍。その他、エッセイの執筆、北欧の絵本の翻訳も手がける。2016年にスウェーデンから直輸入したインテリアや小物、自らデザインしたガラス工芸品などを揃えたセレクトショップ『SWEDEN GRACE』を開店。直近の出演作に映画『時の行路』、また今年4月に逝去した大林宣彦監督の遺作となる『海辺の映画館―キネマの玉手箱』と芝聡監督の『クソみたいな映画』の公開が控えている。
 

初対面は「犬を介して」

――川上さんが30歳の頃に、女優の故・可愛かずみさんを介して志村さんと出会ったそうですね。志村さんの最初の印象ってどんな感じでしたか?

当時、私がかずみちゃんと同じマンションに住んでいて。ある日、かずみちゃんが「今日、師匠(可愛さんが呼んでいた志村さんのニックネーム。後に川上さんもそう呼ぶようになった)と会うんだ」「今日から犬飼うみたいで連れてくるらしいよ。一緒に会おうよ」って言ってきたんです。

かずみちゃんは自分の部屋に人を入れるのが好きじゃないタイプで、「麻衣子ん家行ってもいい?」ってお願いされたから「別にいいよ」ってOKしたけど、内心は「えー、志村さんがくるの!?」と戸惑いもあって(笑)。

最初は緊張しつつ、「はじめまして……」みたいな感じでご挨拶(あいさつ)したんですけど、ふと見たら胸元にゴールデンレトリバーの子犬を抱えていて。後の愛犬・ジョンなんですけど、当時は本当にちっちゃくてかわいかったんです。師匠も私も人見知りなので、あまり面と向かって話はできなかったんですけど、お酒を飲みながら犬を介してちょっと会話してって感じでした。

最初の出会いは犬を介して。人見知りだったという志村けんさん=吉田一之撮影

「芸人さんじゃなく女優さんに手伝って欲しい」

――シャイ同士だと犬がいると助かったりしますよね。しばらくして、『志村X』のお誘いがあった時はどんなお気持ちでしたか?

師匠から「お芝居だけどコントの要素があるものをやりたいから、芸人さんじゃなく女優さんに手伝って欲しい」って言われたんです。結局、私はコントの道へズルズル引き込まれて、7年ぐらいやらせてもらったんですけど(笑)。やっぱり、師匠がうれしそうな顔で笑ってくれたりすると、私もうれしかったんですね。

それまでの私は、シリアスなドラマに出ることが多くて、ぜんぜんそういう畑じゃなかった。ただ、もともとコメディーにはすごい興味があったので、すごくやりたかったんです。そういう意味で、師匠との時間は本当に勉強になりました。

「芸人さんじゃなく女優さんに手伝って欲しい」と言われて出演した『志村X』=吉田一之撮影

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