交通事故は全国の至る所で発生しています
ここ最近は、若者の自動車離れという問題を聞くことがあります。若い男性でも、車に興味がないという人が増えているとか。
そうは言っても、自動車というものがなければ、今の社会は成り立ちません。
通販などで購入したものを運ぶのも、宅配便の運転手さん。ネットがいくら発達しても、車なしには、商品は届かないのです。ドローンというものもありますが、ドローンだけで運送を賄えません。
そんな私たちの生活に無くてはならない自動車ですが、その自動車という鉄の塊が事故を起こすと、悲惨なことになってしまうこともあります。
今回のお話は、悲惨な交通事故に遭遇した現場の救急隊員の体験談から、ご紹介します。
救急隊員の体験した、凄惨な交通事故現場。
交通事故を起こしケガ人が出ると、被害の大小に拘わらず、救急隊員さんが出動する機会が発生することになります。
その中には凄惨な現場もあります。例えば、被害者がトラックに巻き込まれたりしたら、それはもう悲惨です。被害者の身体は文字通り、内臓を散乱させたり、バラバラになってしまいます。
そんな事故を経験している救急隊員さんからの体験談の中から、心に残っている現場の光景を聞かせて貰いました。
ある救急隊員さんが体験したのは、まさに衝撃的な現場でした・・・
下半身切断した、事故当事者の最後の言葉
その事故は、真夜中の午前3時頃だったそうです。事故の報を受け、出動した救急隊員さんが見たものは・・・
大きな交通事故でした。その事故現場で、車に挟まれて、下半身が切断してしまった男性がいたのです。
その男性は、
「あとどれくらいの、命でしょう?」と、
救急隊員に尋ねました。自分の身体の状況を考えれば仕方のない発言でした。
救急隊員
「…あと、5分ぐらいです」
救急隊員には、損傷の程度を見て、経験上、命が助からないことと、その男性には残された時間が少ないことが分かったからです。
重篤な状態で、男性の末期の言葉とは?
その状況で、下半身切断された男性は、 「家族と話したい。」と、最後の言葉を発しました。
救急隊員は、男性の携帯電話を使い、ご家族に、電話をしました。ところが、深夜という事もあり、10回、20回とならしましたが、電話に出ることはありませんでした。
その電話を発信したすぐ後で、残念ながら、男性は息を引き取りました。息を引き取った直後に、男性の携帯電話にご家族から電話がありました。
救急隊員は、男性の「家族と話したい」と言った、その最後の言葉は伝えませんでした。ただ、交通事故でお亡くなりになったと、そのことだけを伝えました。
もしもご家族に、本当のことを伝えたら…悲しみが倍増することは、容易に想像出来たからでした。悲惨な現場でありながらも心遣いを忘れなかった救急隊員さんのお話でした。
ネットの反応
・悲惨な状況で、混乱せずに落ち着いた救急隊員だと思った
・家族への思いやりを、感じさせるエピソード
・最後に「家族と話したい」と言った男性の気持ち。胸が詰まる!
・逆に、電話が通じても、悲しみが少なくなりは、しなかっただろう
悲惨な交通事故に遭遇した現場で、末期の言葉を受け取った救急隊員。
その思いやりのある対応に、感動するお話でした。
引用元:http://m-plus.club/archives/7473,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]