ペットの存在って、癒しを与えてくれますが、残念ながら寿命は人より短いものですよね。
ペットの死に直面すると、もう「ペットは飼わない」と思う人も多いそうです。
また、ペットの死によって教えられることも‥。
由美子さん(仮名)の場合
由美子さんは、地元の三重県の大学に進学して、就職のため東京に上京。
上京当時は友人も少なく、ホームシックで毎日実家に電話をしていたそうです。
家族の中でも、ずっと考えていたのは、子供の頃からずっと一緒だたチロルのこと。
チロルは
チロルは由美子さんが小さい頃にペットショップでわがままを言って、飼ってもらった犬なのだそうです。
ずっとそばにいてくれて、由美子さんが悲しい時や辛い時はペロペロと舐めてくれたり、そばでゴロンと寄り添ってくれたり。
しいな : 犬は人の感情がわかるっていうもんね。
いつも実家に電話した時は
淋しくて実家に電話をした時は、電話口にいつもチロルを出してもらっていたそうです。
母親の話によると、由美子さんが上京して心なしか元気が無くなってしまったのだとか。
カオリ : 大好きな人がいなくなると、やっぱり淋しいよね。
由美子さんが電話でチロルに話しかけると、元気がないはずなのに目一杯尻尾を振っていたそうです。
チロルのために
チロルは家の中では全く動かなくなってしまったために、由美子さんの母親らは、外の庭にチロル専用のスペースと冷暖房完備の犬小屋を設置。
家の中と外の空間を自由に行き来できるように改造したそうです。
一方、由美子さんは
上京してしばらくすると、友人も増えて、実家に電話する機会も減ってしまったそうです。
そして、上京して約1年ほど経ったある日、実家から電話がありました。
それは、愛犬チロルの死を知らせるものでした。
なんどもなんども
由美子さんは、東京での生活に慣れ始めると全く実家にも電話をしなくなって、それから明らかにチロルの元気がなくなっていったそうです。
母親が誰かと電話していると、その姿をジッと見つめて由美子さんかと期待している表情を浮かべていたのだとか。
由美子さんは、何度も何度も心の中で謝ったそうです。
知らせを受けた翌日
連絡を受けた由美子さんは、翌日に実家に帰省して、愛犬の亡骸を抱きしめて、泣き続けたそうです。
そして、チロルのお墓を作って、犬小屋を整理しようとした時、そこにはあるはずのないものが‥。
犬小屋には
チロルの座布団の下には、由美子さんの部屋にあった由美子さんの写真7枚とアクセサリーが。
家の中と外を自由に行き来できるようになっていたので、由美子さんの部屋からこっそり持ち出したのでしょう。
それを見た瞬間、由美子さんは声を出して泣き崩れたそうです。
一番応援してくれていたチロル
チロルはずっと由美子さんのことを考えていて、そして誰よりも応援してくれていたのでしょう。
しいな : 私も似たような経験あるから、もう号泣。。。。
ネットでの反応は。
・犬は自分のことよりまず飼い主のことを考えるもんね
・思わず号泣した
・ペットを飼ってる人は、より気持ちがわかるよね
・自分のペットももっと大事にしようと思った
などなど。
引用元:https://academic-box.be/archives/39909,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]