毛を剃ったり抜いたりすると本当に濃くなるのか?
もっと早く知っておけばよかったと話題に…
昔からよく毛を剃ると濃くなるから
剃らないほうがいい。とか 毛を抜かないほうがいい。とか
色んな噂が絶えない毛の話。でもこれって実際ウソなの?ほんとなの?と疑問に思ったりしませんか?
今ではもう脱毛が当たり前のような時代なので、毛を剃る・抜くなどの処理を脱毛サロンなどで済ませている女性も多いかと思います。
自己処理がなくなるって肌にも負担にならないし、なんといってもキレイで楽ですもんね。
でも中にはまだ自己処理をしてる人も多くいます。今回はそんな毛を剃ると本当に濃くなるのかを紹介します。
毛を剃ると本当に濃くなるのか?
まず毛を剃ると濃くなる派の理論を聞いてみましょう。
彼らが言うには毛を剃ることで毛の生命力がさらに強くなり量を増やして毛が濃くなるということのようです。
しかし、これが真実だと言う証拠があるのでしょうか?
実はすでに1928年に毛を剃ることで濃くなるのかという実験が
人類学者のミルドレッド・トロッター博士によって試されています。
その実験では4人の男性が髭の一部を剃り、自然に生えてきた髭と剃った髭を比較しました。
その結果、毛を剃っても剛毛にならずいつも通り何の変化もない毛が生えてくるということが結論づけられました。
最近の実験では5人の男性の片方のすね毛だけを1週間剃り続け
もう片方は何もせずに毛を生えっぱなしにして数ヶ月間実験を続けました。
その実験でも毛を剃ることで剛毛になるということはなく
いつも通り同じような毛が生えてくるということが結論づけられました。
よくよく考えればもし毛を剃ることで剛毛になるのであれば
日々ムダ毛の処理をしている女子は全員剛毛になってしまいます。
ではなぜ毛を剃ると濃くなるという思い込みが生まれたのでしょうか?
なぜ毛を剃ると濃くなるという思い込みが生まれたのか?
確かにあなたもすね毛や脇毛を剃った時に前よりもボサボサで濃い毛が
生えてきたように感じましたよね?この現象は元々は先細りであった毛を剃刀で剃って毛の断面が広くなってしまったことで起こります。